「幸福ではなく祝福を喜ぶ」 ルカの福音書1章39~45節
主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。」 【ルカの福音書1章45節】
マリアはガブリエルによって、男の子を身ごもったことを知らされました。それからマリアはナザレから100キロも離れたユダの町に向かいました。それは不妊の女といわれていたザカリアの奥さん、エリサベツに会いに行くためでした。なぜそれほど離れたところにいるエリサベツのもとを訪ねる必要があったのでしょうか。それは同じような経験をしたエリサベツに励ましてほしかったからです。エリサベツは不妊といわれていましたがマリアと同じように、神からの啓示によって身ごもったという同じような体験をしていました。
ここに神の家族の理想の姿が描かれています。自分では処理できないような問題が目の前に立ちはだかるときに、神の家族の証が生きるのです。ともに乗り越え、さらに信仰を成長させることができるのです。幸福と祝福の違いとはなんでしょうか。
幸福とは、瞬間的、条件付きであることが多いです。反対に祝福とは神様によって受けるもののことを指します。つまり永遠に続く、条件のないもののことです。
私たちが神様からの祝福を求め、歩んでいくときに、ほんとうの意味ある豊かな人生を送ることができるのです。(要約担当:三上茅夏)
澁谷友光牧師