『主の僕は』聖書:イザヤ書 49章 1〜6節

青森ジョイフルチャペル

主は仰せられる。「ただ、あなたがわたしのしもべとなって、ヤコブの諸部族を立たせ、イスラエルのとどめられている者たちを帰らせるだけではない。わたしはあなたを諸国の民の光とし、地の果てにまでわたしの救いをもたらす者とする。」
【イザヤ書 49章 6節】

コロナ禍である今、子どもの自殺者数が増加傾向にあります。世の中に価値がない、生きている意味がないという理由で自ら命を絶ってしまう子どももいます。しかし私たち1人1人は、主によって愛されているかけがえのない存在であることを知っています。そのことを神様によって伝えていくことができることを感謝します。『ウェストミンスター大教理問答書』という神学者や聖書学者たちがクリスチャンの信仰について聖書からまとめられた本があります。そこには人生の目的とは何かという問いがあり、その回答は「人間のおもな、最高の目的は、神の栄光をあらわし、永遠に神を全く喜ぶことである。」というものです。この使命を基準とするとき、私たちの命が豊かなものと変えられていくことを感謝していきたいと思います。
 イエス様は僕の心をもって弟子たちの足を洗いました。自らの弟子にすら仕える心を示すことで、その心を共有するためです。またその行為以上に、十字架にかかりその血潮をもって私たちの罪を洗ってくださいました。その様な素晴らしい神様によって使命が与えられていることを感謝し、主の恵み、祝福を多くの人に共有していきましょう。

澁谷友光牧師

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